2016年10月31日月曜日

この先どうなるのでしょう・それでも進まねば・


朝6時40分角島大橋の夜明けです。毎日朝日は写真右の方に寄ってきて
今日は橋の真上にきました。まだまだ右によってきます。毎日の散歩の情報交換の場所から撮影しました。そして今日も私の草刈りが始まります。



田んぼ4枚草刈りをして、散歩仲間のおじさんが、朝の情報交換で、「あの先に出水(でみ)
に上がっていく細い道があり、道の向こう側に水道(みずみち)がある」と教えてくれました。
しかし見ての通り、生い茂った茨の山と、大きな木のたくさん生えていること。
どうなることやら・・とにかく切っていかねば・・




切り始めてすぐに何かに草刈り機にあたり手で出してみると、いつ置いたのか、一輪車(手押しの荷物運び)が伏せてありました。




その周りに、バラス(工事用に使う石)やビンや缶が出てきました。これは、草刈りにはとても危険です。慎重に手で探し出して取り除きました。




大きな石も出てきました。何のためにここにこんなものが・・・




理由が分かった気がしました。草を刈って下の田んぼを見てみるとなんと、コンクリートで擁壁が
してありました。ここは地すべり対策がしてあり、下に2メートルほどの高さの塀がしてありました。
工事の際に残ったバラスでしょうか。瓶や缶は、ここで飲んだりしておいていったものでしょう。
おじさんは、「小さい田んぼは、耕耘機を入れずに荒れたままにしていた」と言います。



そしてその先の、困難なこと・・切っても切ってもおじさんの言う「道」らしきものの影すら見えない日が続きます。茨と大木と、のびるの田んぼです。この田んぼの大きささえ見えません。
茨に阻まれて、先が全く見えないのです。この先どうなるのでしょう・・・・


2016年10月22日土曜日

草を焼きました

2日、一人で草刈りを続けました。狭いと思っていたのが、いざ切っていくと広いのです。
切っても切っても萱と茨と葛の蔓ばかり、のこるのは刈った草の山ばかりです。
3日目に友人が仕事が休みで手伝ってくれました。
刈った草を少しづつ焼いていくことにして。あっちで火をつけこっちで火をつけて焼きました。
もちろん、二人だけですから、火がついているのは常に一か所にしましたが・・・




近くを通るたびに服についてくる、茨をかためてy炊きましたが、目が離せません。周りはすべて刈った草ですから、燃え広がりが怖くて、二人で見守りながら焼きました。



友人と、「一気に焼いたらすっきりするけど怖いねー・・」などと風が吹いて火の手が大きくなるたびにヒヤヒヤしながら焼きました。焼いている間、写真を取る余裕等なく、気が付いたら火を消していました。



火が消えた後を見ればやはり周りに燃え広がっているのが確認できて、今後も焼いていくときは
要注意です。この広い荒野が火の海になったら、消すすべはありません。
草を焼くときは、人手と水の確保が条件です。改めて感じました。


2016年10月18日火曜日

もしかしたら、仲間ができるかも。



今日は一人で茨の茂みに挑戦しました。上の写真も、下の写真も茨の山です。
1時間ほど頑張っては見たものの、以前の道の刈込の時に例えれば、5,6m程度進んだのみで
手には豆ができ、今日は参ってしまいました。


仕方ないので今日はあきらめ明日挑戦しようと、帰りかけたら、先日切った土手にツワブキの
花がきれいに咲いていました。




翌日再挑戦しに昼から出かけました。午前中は、仕事があったので、昼から一人で
「さあ頑張るぞ」  まず茨を見ないで海をしばらく眺めて、心新たに、ひたすら茨に挑み
気が付けば、そばには茨の刈った山ができ、茨は茎を残してきれいに刈り取られていました。
「やったー・・」




なさねばならぬ何事も。  先日、秋祭りの日に、知人に出会い、道を開けたことを聞かれました。
なぜ?  そのことを聞くのか、たずねたところ、「実は、自分の荒れ地を(まだ3年くらいか?)
人が作るかもしれない」と言うのです。
「やったー・・」仲間ができるかもしれないのです。
嬉しくなって、「まだナイショ・・実は・・」と今朝、散歩仲間に話したところ。
「よかったねー・・」   「うん・・」  「宝くじでも当たらんかねー・・」と話ながら、散歩していたら
後ろから、「ほんとねー・・」と返事があり、振り向くと、なんと・・・
「こんな偶然あるのかねー・・・」と仲間のおじさんもびっくり・・
その荒れ地を耕すかもしれないという、その当の本人でした。


散歩しながら、いろいろと話をして、他にも私と同じような考えの人が
いるらしいことがわかりました。一人より二人の方が、楽しいし、やりがいも倍増する
今後どんな展開があるのか、自分にも分かりません。
でもワクワクします。
良き展開を切に願います。




2016年10月17日月曜日

角島の秋祭り

昨日と今日は角島の秋祭りです。先日小学校の、放課後子ども教室で、
M さんが相撲の土俵入りの仕方など指導したのを、サポーターとして、見ていたので、今日は子供たちがどんな頑張りを見せるか、応援に行きました。
20人ほどの子供たちが一生懸命に相撲を取って、祭りを盛り上げてくれました。
普段子供たちとあまり縁がないのですが月1回の学校ボランティア活動は、
子供たちと触れ合える楽しみな時間です。(始業前の少しの時間の本の読み聞かせですが)


角島で開催された奉納相撲

相撲が終わり白装束をつけた住民が、みこしを担いで出てきて、いつも夏にはお芝居がある
下の駐車場に祭壇を設け、田のもの、海のものを、捧げその前で獅子と天狗の、
お神楽がありました。

角島の神輿

まばらではありますが、住民参加で、厳かさと笑いの中で、今年の秋祭りは終わりましたが、
伝統を守っている地域の人たちを(私もその一人ではありますが・・)素晴らしいと思います。
そしていつまでもこの平安が続くことを心から願います。


角島のお神楽

2016年10月15日土曜日

昼から大雨でした。

今日は、友人が仕事休みで手伝ってくれた。先日刈った先の田んぼが二つに分かれ、小さいのが2、3枚あるのだが、切っても切っても先に進めない。萱と茨ばかりで、道を刈っていた時と変わりないように思うのだが、幅が広いせいでしょうか。
切っても切っても先に進めない。二人で、休み休み愚痴ってしまいます。



半日刈ってこの状態。焦らず少しづつしようと・・今日は、島のマラソン大会が昼からある予定ではあるけれど、大雨の予報も出ており、昼まででやめました。
島でいろいろなイベントがあったり。連休になると、たった一つの角島大橋は、車が渋滞して、家の前は、車の出入りが出来なくなります。買い物などは、午前中に済ませておかないと大変な状態になるのです。
急いでやめて、二人で買い物に出かけました。
マラソン大会は予定どおり実行されましたが、応援しようと傘をさしても、役に立たないくらいひどい雨でした。参加者の方たちには硝子戸の中から応援しました。ごめんなさいね・・・
ご苦労様でした。       天気になったら私もまた頑張ります・・・・・



2016年10月14日金曜日

田舎つぶれたら、都会もつぶれるよ。

今日は家の近くの畑の畦の草刈りをしました。午前中に刈って昼から、草を焼きました。
この畑のすぐ下の畑の持ち主が、午前中に同じように畑の草を刈っていました。
このおじさんがすごいのです。何年か前に脳梗塞で右半身不随なのですが、この状態で草刈り機を背負い、片手で刈っていきます。刈ったあとは耕運機で畑を耕し、自宅の周りをいつもきれいにしています。なめるように草を刈り、いつも感心させられます。



そのおじさんが、昼から草を焼いていたら手伝いに来てくれました。お断りしたのですが、
「容赦せんでいいよ。」と言って竹を持ってきて土台を作り、枯れた草に火をつけて、一緒に焼いてくれました。
ここの畑は、見ての通り広いのです。8月に私が習いたてのトラクターで耕運したのですが、また来月あたり、耕す必要があるでしょう。





見てわかるように、周りは放棄地で泡立ち草が高くそびえており、地は葛が張っていて、ちょっと油断すると、うちの畑に入ってくるので、年に何回か草刈りをして、耕し何とか畑にしています。
私も高齢者と言われる年齢ですが、隣のおじさんは80歳で障害者。どこも後継者がおらず、
年々放棄地になっていくばかりです。
田舎には広大な畑がありますが、人手がありません。






この島には、光通信システムが入っていません。私がブログを作るときは、タブレットのテザリングを利用しているのですが、うまくつながらないときも、ままあり不便です。何かしようとしたときに通信が切れてしまい、最初からやり直しなどということも多いです。
田舎ほど、通信システムが必要ではないかと・・私は日々考えます。
若い者がいない理由、それは働く場所がないことです。畑があっても、生活できるほどの利益がなければ、ここでの生活はできません。でも、通信システムがあって、他所との連絡を取れる状態なら、それを生かして、もしかしたら生活が可能かもしれません。



見てください。青い空、澄んだ空気、静かな時間、広い土地、隣近所の助け合い。
やすい家賃、食べるものも、新鮮です。野菜も・・魚も・・
田舎がつぶれたら、都会もつぶれますよ・・
田舎の高齢者も頑張ります。できることはやってみます。
でも、島にも通信システムを入れてほしい。若者を呼び、その若者たちが生活できる環境をつくってほしい・・と切に願います・・

2016年10月13日木曜日

2枚目の田んぼの草を刈った


今日は台風18号の影響で、今にも雨が降りそうだが、風が少し程度で涼しいため
朝から息子と二人で昨日刈った田んぼの、上の田んぼを一日かけて刈っていった。
細長く広い。昨日刈った田んぼの3倍はある。真ん中は葛が地を這っている。
周りは萱が背高く張り出している。
下の田んぼは,大きな葦と大きな茨の大群だったのに対して、刈りやすいといえば刈りやすかった。



下の田んぼと上の田んぼの間の土手で、刈った草を焼いていく。少しづつ片付いていく。やはり刈った草の処理は、焼くのが一番だと思う。間で様子を見に来た、散歩仲間のおじさんに、そう話をしたら、
「火の番くらいならできるから手伝う」と言ってくれた。
嬉しい申し出、「よろしく」とお願いしておいた。このこころ使いがうれしい。



明日は台風で雨が降るようだから、硫安が早く聞くことを期待して、土手の萱に硫安を撒いていく。萱ばかりで20kgの袋はあっという間に撒ききって、今日の仕事は終了。



2016年10月9日日曜日

まず一枚、田んぼの草刈った

今日は二人で(息子と私)今まで切った道沿いの一番手前の田んぼをすべて刈った。
田んぼにしては、小さいが刈るとなるとやはり大きい。一人では少し、ため息が出そうだが
手を休めて前を見ると息子の頑張っている姿が見える。頑張らなければと、また刈り進める。
二人で何とか全貌が見えるところまで刈った。以前祖父が作っていたとわかる、畦の内周りにぐるりと埋めてある。シートのようなものを発見した。(なんというのかわからないが)



そして刈ったところのすぐ上の田んぼから海を見ると、遠く灯台も見える,
きれいな景色が見えることが分かった。夕焼けなどはさぞ、きれいなことだろうと見入った。
明日天気が良ければ、今立っているこの田んぼを刈り進めて行く予定。


帰り道の車道から、今日刈った田んぼを見た。わかりにくいが、赤枠で囲ったところが、
今日、仕事したところ。全体はまだ見えない。見えないから「何かしなくちゃ。」「何かできるのではないか」等々・・今後の可能性にワクワクする・・
とにかくきれいなことに感動しています。この感動が形になれば幸せです。

2016年10月7日金曜日

我が家の田んぼの草を刈る


さあ、今日から我が家の田んぼの草刈り開始・・と、考えてはいたがいざ開始しようと、意気込んでいったものの、どこから入ってよいかわからない。
おじさんに電話して来てもらった。「ここから入って、上下が、あんたとこの田んぼ、広いよ・・
ずーと奥まで大きな田んぼと小さい田んぼがあるよ・・・あんたとこのじいちゃんは一人で作るのが大変だったから、耕運機の入る田んぼだけ作っていた、作っていないところもたくさんあるよ・・」
知らなかった・・・記憶は曖昧で稲を作っていた田んぼ3つくらいしか覚えていない・・・
どうなることやら・・・


取りあえず、道から畦道を切り進んでいく。切っていくと、この畦道の下の田んぼは泥沼になっていて水がたまっている。おじさんに聞くと昔からこの田んぼは、「じる田」で深田だったとのこと。ここも「あんたとこの田んぼ・・    」   はて行く先はなんとしよう・・
ほんと、取りあえず、まず、刈り進めて行くしかない。手伝いの息子が先を切っていく。感謝。


少しづつ田んぼの形が出てくるが、荒れ地で、茨の多いこと。葦と、茨の田んぼである。
切り進めて行くと20年近く放棄していた田んぼの畦は水に流され、ところどころ崖崩れして水がしみ出し、この下の田んぼに水がたまるようになったのだろうか・・鋏の赤いカニが沢山いる。
とにかく今は深く考えず、草を刈っていこうと思う。  今日は田んぼの一部が出てきた。

2016年10月5日水曜日

出水は藪神様か?

息子が久しぶりに帰ってきた。雨ばかり良く降る。雨男かと心配していたら、雨が上がったので、
これ幸いに、手伝ってもらう、昨日雨の中、晴れたら何が必要か見て回っていたので、朝のうちにチェーンソーを買いに行ってきて、先日、友人と切り倒したもののどうにもならなかった木の
片付けをしてもらった。相変わらず蚊が多くて、火を焚こうとししてもたもたしている間に木は、
片付いて、下の写真のように道の端に片付いていた。
二人で力を振り絞って、のこぎりで切ろうとしたが力尽きてあきらめた(息子が帰ってくる予定だから、切ってもらおうと、甘く考えていたことは確か・・・)



木を片付けている間に、散歩仲間のおじさんが、人を連れて様子を見に来た。
なんだか、昔、藪神様のお祭りを、お百姓さんたちはやっていた、その場所を散歩仲間のおじさんに聞いたら、「よくわからないが、今道をつけている場所に出水があり、昔は牛や、人がその水で潤っていた。今まで人も入れなかったが、最近道が通った。そこに連れて行ってあげよう」
と連れてきてもらったと言う。
そして「ここならそれらしき雰囲気がある。ここかもしれない。良く道を作ってくれた。自然館の館長にも話をしておこう。赤腹ヤモリや、島固有の生き物の調査に役立つだろうから・・
少しづつでも自分の思うようにやっていたら、そのうちには、同じような考えの人も出てくるかもしれないよ」と、少し有難いような話をして帰って行かれた。



今日は雨あがりの中、今まで切った道を、もう一度草刈りや、木の根っこの切り落としをし、
萱に硫安がきいたので、硫安を萱に撒いて回った。また夕方から雨と天気予報があったため・・
硫安を撒いた後、雨が降るとしっかり効くようです。